「ホカンス」とは「ホテル」と「バカンス」を合わせた造語で、その意味はホテルならではのサービスや雰囲気を存分に味わってバカンス気分を堪能しよう、というものです。もともとは韓国発祥で、コロナ禍によって観光にも制限がある現在、ホテルという非日常空間を楽しむ新たなバカンスの楽しみ方として注目されています。ここでは日本全国からホカンスにおすすめのラグジュアリーホテルトップ5をご紹介します。東京都の赤坂にある「ホテルニューオータニ」は、「世界の賓客をお迎えする東洋一の国際都市ホテル」を目指して創業されました。一流ホスピタリティを持つ場所だけが選ばれる世界的な格付けガイド誌において日本初となる計9つの星を受賞した実績があり、全面ガラス張りの絶景風呂や1日に6回も変わるスペシャルビュッフェなど、ラグジュアリー感満載でゆっくりと寛ぐことができます。
「加賀屋」は石川県の能登半島に位置する和倉温泉にあるホテルで、全国の旅行会社が投票する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続日本一に選ばれました。創業から100年を超える歴史があり、有名な「おもてなし」の伝統は現在でも受け継がれています。館内には石川県の伝統工芸品が至る所に展示されているほか、七尾湾を一望できる温泉や海の幸をふんだんに使った料理など、「また来たいホテル」として人気です。「指宿白水館」は、鹿児島を代表する温泉地の指宿にある老舗の温泉ホテルです。
指宿温泉ならではの砂むし温泉をはじめとして緑で一杯の日本庭園を散歩できたり極上の日本料理が味わえたりと、日本人だけではなく海外からの観光客からも人気です。総客室数が205室と大きめですが館内は和の雰囲気が感じられるなど、ホカンスにおすすめです。「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」は、北海道の網走にある呼人半島の高台に位置しており、湖を見おろす眺望と北海道らしい大自然を一望できると評判です。オホーツク文様をあしらった美しい装飾が落ち着いた雰囲気があり、忙しい現実を離れて心ゆくまでゆったりと滞在できることが魅力です。オホーツクの山海の幸を活かした料理と心身を癒す天然温泉で、心からのリラックスを堪能することができます。
「ハレクラニ沖縄」は、ハワイの名門ホテルが日本に初進出したホテルとして話題になりました。リゾート地で有名な恩納村にあり、どこまでも続くエメラルドグリーンの海と突き抜けるような青空は「天国にふさわしい館」の世界観を見事に体現しています。全室オーシャンビューの客室のほか、複数のプールやオープンカフェなど南国リゾート満載で、充実したホカンスにおすすめです。