宿泊施設と聞いたとき、それが日本の中であれば旅館・民宿などのような和風の宿泊所をイメージする人は多いのではないでしょうか。旅館や民宿は日本の中で誕生した宿泊施設でもあり、これに加えて世界中にも数多く存在するホテルが含まれます。宿泊施設を利用する目的は大きく分けると観光とビジネスの2つがあるかと思われますが、海外には様々なホテルが存在しているのが特徴で、意外と知らない宿泊施設の名称、そのタイプをご紹介しましょう。

海外旅行をより楽しむためには、宿泊先のしっかり吟味するのがポイントです。コンドミニアムやB&B、ユースホステルなど様々な施設が存在するのですが、コンドミニアムはキッチンや洗濯機などのような生活に欠かせない設備が整っている宿泊施設の総称です。客室はリビングルームとベッドルームが分離されているのが一般的、キッチンや洗濯機などが備わっていますので中期間の滞在やグループ・ファミリーなどで使うのに向いているタイプです。B&Bは、ベッド&ブレックファーストの略語で、宿泊と朝食がセットになっている簡易的な宿の総称です。日本の民宿のようなタイプで、一般的な民家の空き部屋を改造して客室にしているところが多くある、料金が手ごろで家庭的な雰囲気を楽しめるなどからも個人の旅行者からの注目を集めています。ユースホステルは、プロイセンの創設者が考案した青少年少女の旅行をより安全にかつ安価な料金で宿泊場所を提供する目的で作り出されたものです。物価水準が低いところなら日本円で数百円から数千円程度の金額で泊まることができるといいます。
ホテルにはビジネス利用で便利に使えるビジネスホテル、世界中に施設展開を行うホテルチェーンの施設などもあります。ホテルチェーンの場合は、グレードが比較的一律になっていることや他の地域で同じチェーンの施設を利用した場合などでは、部屋内の設備などが同一のものが利用されているなど、懐かしさを感じさせてくれる魅力があるのではないでしょうか。スーパーホテルもおすすめのホテルチェーンの一つになるのですが、これはビジネスホテルを運営している会社の社名になっているものです。さらに、スーパーホテルは大阪に本社を置く企業が展開しているホテルチェーン、海外などにもホテル施設を展開しており無料の朝食サービスを提供するなどの特徴があるようです。朝食が無料になるなどからもビジネスマンなどからの注目も集まっています。